2016年07月28日
STOIST AGS 90ULL-S
エメラルダスの新シリーズSTOISTが発売になりました。
私としてはメタルトップの新作を期待していたのですが、第一弾では残念ながら非採用。来年あたりに追加モデルとして出してくれると良いなと思います。
今回ラインナップされた3種では、84Mが新ノイズブースターといった感じでベーシックな竿に見える一方、残りの2本はずいぶんと極端なものになっています。
90ULL-Sは、ダイワのアウトガイドでは久々に登場したMAX3号の秋イカロッドです。おそらくメタルブースターの経験をもとに同様のコンセプトをメガトップでやってみた竿。
もう1本はダイワエギングロッドで史上2番目のロングロッドとなる108MLM。私の記憶だと、ダイワで10フィート以上のエギングロッドは過去に2本出していたと思います。2本とも買って使用した感想としては、エギングロッドで10フィートは無駄にシンドイ。そして重さの変化も判りにくくなるから使えないという結論です。個人的には今更こんなロングロッドが発売になった事には違和感しかありませんが、体格に恵まれている人には武器になるのかもしれませんね。
私はこの中から90ULL-Sを買ってみました。
ULLというのはULとLの中間を意味してると思います。上にも書きましたが本当に久しぶりのMAX3号ダイワエギングロッドなので、私の中でかなり長い事ベストな秋イカロッドだったST-EG792L並みにグニャっと曲がる楽しい竿だと良いなと期待していました。
しかしこの期待とは違い、上半分は確かにULの柔らかさですがジョイントから下はカッチカチで、ULLというよりはUL/ML表記の方がしっくりくる調子でした。
それでも一応、柔らかい上半分だけでも秋イカの引きを増幅してくれそうな曲がり幅は持っています。
その一際柔らかいティップは、見れば見るほど恐ろしい細さです。
メガトップで先径0.8(0.7)mmというのは月下美人の最も細いレベルさえ超えてるかもしれない太さで、写真(上)のエメAGS 710UL-Sと比べてもやっぱり異常な細さだと感じます。
710UL-Sのティップだってエギングロッドとしてみれば相当柔らかいのに、更にここまで細くする事で何を得たのか?
数時間だけ海で投げてみた感想ですが、SMT風に先端に近い所で曲がりを作って、ラインを張りきらなくても穂先が震えるような目感度が出せる楽しい穂先になってるとは思いました。でもこれじゃいつ折れてもおかしくないと思いますよ。
まぁヤマラッピの竿なので、彼が折らなければ問題無いのでしょう。この点ヤマラッピの理想とするエギングを体験するツールとしては妥協無し、ですがダイワエギングロッドとしてはかつてないほど取扱注意な竿になりました。
私は実物も見ず予約買いしてしまいましたが、検討中の人は穂先を見て怖さを感じないか、ご自身の基準で確認した方がいいです。
私としてはメタルトップの新作を期待していたのですが、第一弾では残念ながら非採用。来年あたりに追加モデルとして出してくれると良いなと思います。
今回ラインナップされた3種では、84Mが新ノイズブースターといった感じでベーシックな竿に見える一方、残りの2本はずいぶんと極端なものになっています。
90ULL-Sは、ダイワのアウトガイドでは久々に登場したMAX3号の秋イカロッドです。おそらくメタルブースターの経験をもとに同様のコンセプトをメガトップでやってみた竿。
もう1本はダイワエギングロッドで史上2番目のロングロッドとなる108MLM。私の記憶だと、ダイワで10フィート以上のエギングロッドは過去に2本出していたと思います。2本とも買って使用した感想としては、エギングロッドで10フィートは無駄にシンドイ。そして重さの変化も判りにくくなるから使えないという結論です。個人的には今更こんなロングロッドが発売になった事には違和感しかありませんが、体格に恵まれている人には武器になるのかもしれませんね。
私はこの中から90ULL-Sを買ってみました。
ULLというのはULとLの中間を意味してると思います。上にも書きましたが本当に久しぶりのMAX3号ダイワエギングロッドなので、私の中でかなり長い事ベストな秋イカロッドだったST-EG792L並みにグニャっと曲がる楽しい竿だと良いなと期待していました。
しかしこの期待とは違い、上半分は確かにULの柔らかさですがジョイントから下はカッチカチで、ULLというよりはUL/ML表記の方がしっくりくる調子でした。
それでも一応、柔らかい上半分だけでも秋イカの引きを増幅してくれそうな曲がり幅は持っています。
その一際柔らかいティップは、見れば見るほど恐ろしい細さです。
メガトップで先径0.8(0.7)mmというのは月下美人の最も細いレベルさえ超えてるかもしれない太さで、写真(上)のエメAGS 710UL-Sと比べてもやっぱり異常な細さだと感じます。
710UL-Sのティップだってエギングロッドとしてみれば相当柔らかいのに、更にここまで細くする事で何を得たのか?
数時間だけ海で投げてみた感想ですが、SMT風に先端に近い所で曲がりを作って、ラインを張りきらなくても穂先が震えるような目感度が出せる楽しい穂先になってるとは思いました。でもこれじゃいつ折れてもおかしくないと思いますよ。
まぁヤマラッピの竿なので、彼が折らなければ問題無いのでしょう。この点ヤマラッピの理想とするエギングを体験するツールとしては妥協無し、ですがダイワエギングロッドとしてはかつてないほど取扱注意な竿になりました。
私は実物も見ず予約買いしてしまいましたが、検討中の人は穂先を見て怖さを感じないか、ご自身の基準で確認した方がいいです。
Posted by l--ly at 10:01│Comments(2)
│道具
この記事へのコメント
はじめまして
初コメ失礼致します
90ULL-Sの購入を検討してます
本当は、84Mが無難でしょうが何かに特化させてるほうが楽しいのではと最近思うようになってきました
90ULL-Sで、エギング中にナブラを発見して20~30gのメタルジグをフルキャストできそうですか?
色んな釣りの動画で、山田氏が90ULL-Sを使って3.5号のエギを使っているのを拝見しました。なので、もう少し重量のあるルアーでもキャストできるのか実際に使用している方にお聞きしたかったのです
初コメ失礼致します
90ULL-Sの購入を検討してます
本当は、84Mが無難でしょうが何かに特化させてるほうが楽しいのではと最近思うようになってきました
90ULL-Sで、エギング中にナブラを発見して20~30gのメタルジグをフルキャストできそうですか?
色んな釣りの動画で、山田氏が90ULL-Sを使って3.5号のエギを使っているのを拝見しました。なので、もう少し重量のあるルアーでもキャストできるのか実際に使用している方にお聞きしたかったのです
Posted by kouichi at 2016年08月21日 22:49
kouichiさん、はじめまして。
私自身、この竿に限らずメーカー推奨範囲を超える使い方は
滅多にしないので、投げたことがあるのはエギ3号までです。
ヤマラッピは3.5号を使ってますし、20g程度は問題ないのでしょうが
私は今のところこの竿で20gをフルキャストしようとは思えません。
この点、ご質問への回答になってなく済みません。
エギングロッドとしては、ライカルEXLのコンセプトを丸パクリしたような
イカ釣りの楽しさを再追及した竿だと思っています。
ジグには向かないですが、今までと違う竿をお探しでしたら候補に入れて
お店で触ってみてください。
私自身、この竿に限らずメーカー推奨範囲を超える使い方は
滅多にしないので、投げたことがあるのはエギ3号までです。
ヤマラッピは3.5号を使ってますし、20g程度は問題ないのでしょうが
私は今のところこの竿で20gをフルキャストしようとは思えません。
この点、ご質問への回答になってなく済みません。
エギングロッドとしては、ライカルEXLのコンセプトを丸パクリしたような
イカ釣りの楽しさを再追及した竿だと思っています。
ジグには向かないですが、今までと違う竿をお探しでしたら候補に入れて
お店で触ってみてください。
Posted by l--ly at 2016年08月22日 19:52