2015年10月25日
エメラルダスAIR
今年出たダイワの軽量エギングロッド、エメラルダスAIRから、83Mを買ってみました。
ちょっと前までエギングロッドって110g以下なら十分軽量で、あまり軽いのは耐久性を犠牲にしてるとしか思えなかったんですが、一昨年のセフィアCI4+で基準が変わりましたね。
今年のセフィアBBなんて、今1~2万円で買える他のエギングロッドを全て検討対象外にするくらいインパクトある商品だと思います。
このレベルの軽量エギングロッドでは、エメラルダスAGSの710UL-Sを使っていますけど、あれはほとんどメバルロッドみたいなものですから、4号エギまで対応するスタンダードなエギングロッドでこの軽さはやはり新基準。
従来のエメAGSとの差別化はカーボンシートのグレードとなり、低価格AGSをHVFで出すのはラブラックスAGSと同様ですが、SVFのメリットの一つが軽さだと思っていたのでHVFで最軽量ロッドを作ったのは意外と感じました。エギングにおける軽さという購買動機ではCI4+と比較できる価格にする必要もあったのかもしれません。
早速墨付け胴長17cm。あとこれ以下のサイズを7杯釣りました。
エギは2.5~3.5号を使用。平凡な感想ですが操作性が凄く良い。そして軽い力で持てるから重さの変化にも気付きやすい。
83て事もあってスペック詐欺の竿先が重くなるダメ設計ではなく、軽さを実感できるバランスです。
AIRはAGS付きとしては低価格で出したとはいえ、エギングロッドとしてはまだちょい高めです。AGSのために実売でざっくり1万高くなったとするとガイド以外はMXよりほんのちょっと良いくらいの竿と推測し、購入前はこれって価格を跳ね上げるほどAGSのメリットがあるのだろうかという気持ちも持っていました。
要はSVFと比べればだるいHVFでどうなんだろう?AGSの利点はSVFの利点と相乗効果があると思っていたからなんですが、使ってみるとキャスト時のシャープさが物足りない感じがしたくらいで、ブレの収束は83Mの硬さもあって問題無し。針やラインが何かに触れた時のガリッという感度はAGS独特の鮮明さがあるように思いました。HVFでも軽さのために薄くして響きやすくなったとかなんでしょうか?
でもまあセフィアBBみたいな竿が出たら、AGS無しのAIRも必要でしょうね。
新形状のグリップは、リールのレッグを中指と薬指の間に挟む場合は、握った時にできる掌の肉のたるみがちょうどグリップの窪みに合う気もするし、親指の引っ掛かりがあるのも操作しやすい時がありました。でも握り方だって個人差ありますし、合わなくて手が痛くなる人もいるでしょう。なんとも煮え切らない書き方ですが。
ダイワのエギ竿はこれまでもグリップを変化させてきてます。もっと古いのだとコルクもあったと思う。
登場時ダサすぎて拒否感のあったオーバル型も、使い続けた今では凄く楽で良いグリップだと思うようになりました。
今回もグリップの進化の取り組みなわけですから評価したい気持ちが強いんですけど、手とのフィット感を形状で出すのって、突き詰めれば右手用左手用の形が必要で、両対応のまま踏み込みすぎると違和感も生むのかもね。という今のところイマイチな印象。
これが従来との違いからくる慣れの問題なのかはもう少し使ってから考えます。
最後にAIRつながりでリールのエメAIRについて、12エメは完全に12ルビアスベースでしたけど、エメAIRは15イグジベースですね。
12の時に残念ローターでただの色違いのくせにボッタクリとは舐めてんなという悪印象しかなかったし、今回もまずローターを見て、自重も名前負け、次に価格をみてハイ解散という判断をしてしまいましたが、よく見るとローター以外は大サービスモデルじゃないですか。
たぶんそんな売れる商品じゃないし、不意な値引きがあったら買いたいなぁ。
まあでもAIRという名前でリールを出すなら、その方向に本気を出してほしかった気もします。
ちょっと前までエギングロッドって110g以下なら十分軽量で、あまり軽いのは耐久性を犠牲にしてるとしか思えなかったんですが、一昨年のセフィアCI4+で基準が変わりましたね。
今年のセフィアBBなんて、今1~2万円で買える他のエギングロッドを全て検討対象外にするくらいインパクトある商品だと思います。
このレベルの軽量エギングロッドでは、エメラルダスAGSの710UL-Sを使っていますけど、あれはほとんどメバルロッドみたいなものですから、4号エギまで対応するスタンダードなエギングロッドでこの軽さはやはり新基準。
従来のエメAGSとの差別化はカーボンシートのグレードとなり、低価格AGSをHVFで出すのはラブラックスAGSと同様ですが、SVFのメリットの一つが軽さだと思っていたのでHVFで最軽量ロッドを作ったのは意外と感じました。エギングにおける軽さという購買動機ではCI4+と比較できる価格にする必要もあったのかもしれません。
早速墨付け胴長17cm。あとこれ以下のサイズを7杯釣りました。
エギは2.5~3.5号を使用。平凡な感想ですが操作性が凄く良い。そして軽い力で持てるから重さの変化にも気付きやすい。
83て事もあってスペック詐欺の竿先が重くなるダメ設計ではなく、軽さを実感できるバランスです。
AIRはAGS付きとしては低価格で出したとはいえ、エギングロッドとしてはまだちょい高めです。AGSのために実売でざっくり1万高くなったとするとガイド以外はMXよりほんのちょっと良いくらいの竿と推測し、購入前はこれって価格を跳ね上げるほどAGSのメリットがあるのだろうかという気持ちも持っていました。
要はSVFと比べればだるいHVFでどうなんだろう?AGSの利点はSVFの利点と相乗効果があると思っていたからなんですが、使ってみるとキャスト時のシャープさが物足りない感じがしたくらいで、ブレの収束は83Mの硬さもあって問題無し。針やラインが何かに触れた時のガリッという感度はAGS独特の鮮明さがあるように思いました。HVFでも軽さのために薄くして響きやすくなったとかなんでしょうか?
でもまあセフィアBBみたいな竿が出たら、AGS無しのAIRも必要でしょうね。
新形状のグリップは、リールのレッグを中指と薬指の間に挟む場合は、握った時にできる掌の肉のたるみがちょうどグリップの窪みに合う気もするし、親指の引っ掛かりがあるのも操作しやすい時がありました。でも握り方だって個人差ありますし、合わなくて手が痛くなる人もいるでしょう。なんとも煮え切らない書き方ですが。
ダイワのエギ竿はこれまでもグリップを変化させてきてます。もっと古いのだとコルクもあったと思う。
登場時ダサすぎて拒否感のあったオーバル型も、使い続けた今では凄く楽で良いグリップだと思うようになりました。
今回もグリップの進化の取り組みなわけですから評価したい気持ちが強いんですけど、手とのフィット感を形状で出すのって、突き詰めれば右手用左手用の形が必要で、両対応のまま踏み込みすぎると違和感も生むのかもね。という今のところイマイチな印象。
これが従来との違いからくる慣れの問題なのかはもう少し使ってから考えます。
最後にAIRつながりでリールのエメAIRについて、12エメは完全に12ルビアスベースでしたけど、エメAIRは15イグジベースですね。
12の時に残念ローターでただの色違いのくせにボッタクリとは舐めてんなという悪印象しかなかったし、今回もまずローターを見て、自重も名前負け、次に価格をみてハイ解散という判断をしてしまいましたが、よく見るとローター以外は大サービスモデルじゃないですか。
たぶんそんな売れる商品じゃないし、不意な値引きがあったら買いたいなぁ。
まあでもAIRという名前でリールを出すなら、その方向に本気を出してほしかった気もします。
Posted by l--ly at 18:39│Comments(0)
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